Linuxユーザーが常にコマンドラインで行う最も一般的なことの1つは、ディレクトリの内容をリストアップすることです。既にご存知の通り、Linuxでディレクトリの内容をリストアップするために使用できるコマンドはlsとdirの2つであり、前者がより一般的で、ほとんどの場合、ユーザーによって好まれます。
ディレクトリの内容をリストアップする際、結果はファイル名のアルファベット順、変更時刻、アクセス時刻、バージョン、ファイルサイズなどの基準に基づいてソートできます。これらのファイルプロパティを使用してソートするには、特定のフラグを使用することができます。
この簡単なlsコマンドガイドでは、lsコマンドの出力を最終変更時刻(日付と時刻)でソートする方法を見ていきます。
まずは、いくつかの基本的なlsコマンドを実行してみましょう。
Linux基本lsコマンド
1. 何も引数を追加せずにlsコマンドを実行すると、現在の作業ディレクトリの内容がリストされます。
$ ls

2. 任意のディレクトリの内容をリストするには、例えば/etcディレクトリを使用します:
$ ls /etc

3. ディレクトリには常にいくつかの隠しファイル(少なくとも2つ)が含まれているため、ディレクトリ内のすべてのファイルを表示するには、-a
または--all
フラグを使用します:
$ ls -a

4. lsの出力で各ファイルの詳細情報を表示することもできます。たとえば、ファイルのアクセス許可、リンク数、所有者の名前とグループ所有者、ファイルサイズ、最終変更時刻、ファイル/ディレクトリ名などです。
これは-l
オプションで有効になり、次のスクリーンショットのような長いリスト形式になります:
$ ls -l

時刻と日付に基づいてファイルをソート
5. ディレクトリ内のファイルをリストし、最終変更日時でソートするには、以下のコマンドのように-t
オプションを使用します:
$ ls -lt

6. 日付と時刻に基づいてファイルを逆順にソートしたい場合は、-r
オプションを使用して次のように操作できます:
$ ls -ltr

ここで一旦終了しますが、lsコマンドにはさらなる使用情報やオプションがありますので、必ずそれを確認するか、他のすべてのLinuxユーザーが知っておくべきlsコマンドのテクニックやsortコマンドの使用を提供するガイドを参照してください。最後に、フィードバックセクションからお問い合わせいただけます。
Source:
https://www.tecmint.com/sort-ls-output-by-last-modified-date-and-time/